Hello! ショーンです✨
タイトルに挙げたこの格言、聞いたことありますか?
人によっては
「敵を知り己を知れば百戦危うからず」
という言葉で聞いたことがあるかもしれませんね。
これは孫子の兵法の一節で、元々は戦のことを指しているんですが、
実は英語学習にも大いに活用できるんです。
「彼を知る」とは
「彼」とは、敵を意味します。
つまり、敵をよく知っておけということです。
たとえばここでは、TOEICに挑むものだと考えましょう。
目標スコアは650点とします。
まずは、TOEICが何なのかを知ることが重要です。
そもそもTOEICとはどんな試験なのか?何を目指しているものなのか?
どうやって申し込んで受験するのか?
問題形式はどんなものか?時間制限はどれくらいなのか?
どれくらいのレベルの、どんな内容が出題されるのか?
各パートごとの特徴は?必要とされるスキルは?どう備えればいいのか?
などなど、情報が多ければ全体像を想像しやすいですし
知れば知るほど対策を立てやすくなります。
「己を知る」とは
次に必要なのは「己」、つまり自分を知ること。
TOEICにおける、自分の立ち位置を確認しましょう。
TOEICの場合には、模擬試験をやってみるのが簡単です。
問題集を使えば、家にいながら模擬試験ができ
今のスキルでどれくらいのスコアが取れるのか、目安を知ることができます。
また、得意なパート、苦手なパートも分かりますね。
得意なパートの対策はそこそこにして、苦手なパートに集中する、という作戦も考えられます。
両者の間を埋めることが「対策」
敵を知り、自分のことも知ったら、2つの間を埋めるようにすればいいんです。
この、間を埋めるものが「対策」です。
もしスコアが200点くらいであれば、まずは英語の基礎的な部分を補強して
一段上の、300点代を目指したいとことです。
もし500点くらい取れているのであれば、英語の構造や、一通りの単語は身についているでしょうから
苦手なパートを重点的に対策して伸ばしていく、といった対策になるでしょう。
「敵」と「己」を知り、その間を埋める対策を取ることで
TOEICスコア650点という敵を打ち倒すことができるわけなんです。
万能すぎる格言
今回はTOEIC対策を例に挙げましたが
実はこの理論、何にでも使えます。
英語学習であれば、たとえば会話ができるようになりたい、海外旅行に行きたい、
字幕なしで洋画を観られるようになりたい、英語の本を読みたい、などなど。
他にも、ビジネスや、趣味のスキルなど、ありとあらゆる分野に当てはめらます。
非常に万能な格言と言えるんです。
僕もよく使ってます
僕も、自分で何かを学ぶ時や、生徒さんの学習を手助けする時には
この言葉を大いに参考にさせてもらっています。
英語を学ぶ生徒さんは
実は「敵」と「己」がよく分かっていないことが、すごく多いです。
何が必要なのか、どうすればいいのかが見えてこなくて、だから悩んでしまうんですね。
「敵」と「己」を知ることで、求められるものと、自分立ち位置が明確になり、
「どう対策すればいいのか」がはっきりしますよ。
実践: 「敵」を調べてみよう
それでは最後に実践!
今回は「敵」についての理解を深めましょう。
あなたが目指しているものは何ですか?
その「敵」を打ち倒すために、まずは情報を集めましょう。
「敵」を詳しく知ることが、目標達成の第一歩です。
軽くググるだけでも、いろんな情報が出てきます。
コツとしては、大まかな所から始めること。
もしTOEICであれば、パート4によく出てくる単語、といった内容よりも
TOEICってどんな試験なの?どういう内容が求められるの?という
全体像を掴むようにするのがいいですね。
それでは、また次回👋