Hello! ショーンです✨
もしかするとあなたは、
時刻の表現にはo’clockをつける!というイメージをお持ちじゃないですか?
とりあえず時刻であれば、なんでもo’clockをつけるという方は
僕が見てきた生徒さんの中にも一定数おられます。
でも実はこの単語、意外な制約があって
常に使えるわけではないんです。
o’clockの持つ制約
次の2つのフレーズを比べてみてください。

It’s 11 o’clock.
今は11時です。

It’s 11:30 o’clock.
今は11時30分です。
どちらもよく似たフレーズですが
片方は自然、もう片方は不自然な表現です。
不自然なのは………

It’s 11:30 o’clock.
今は11時30分です。
こちら!
実はo’clockには、00分の時じゃないと使えないという制約があるんです。
僕がよく使っている、ウィズダム英和辞典を確認してみると、
o’clockは正時(毎時0分)の場合にのみ使用可能
と載っています。
つまり、11時30分とか、8時20分とか
中途半端な時間ではo’clockは使えないんです。
無理にo’clockを使わなくていい2つの理由
このo’clockという単語なんですが、
僕は無理に使う必要はないと思っています。
理由1: 制約がある
1つ目の理由は、まさにこの制約があるから。
時間の表現って、00分ばかりじゃないですよね。
たとえば午後6時半に待ち合わせ、なんて時にo’clockを使うと
不自然な表現になってしまいます。
制約に合わせて使い分けるよりも
最初から使わないで表現する方が、ずっと楽です。
理由2: 実際それほど聞かない
2つ目の理由は、o’clockって実際そこまで使われていないから。
学生の頃は、時刻の表現にはo’clock!という感じで習ったかもしれません。
でも実際の会話や文章では、使われている場面はそれほど見られません。
11時であればIt’s 11.、11時30分であればIt’s 11:30.のように
o’clockなしで表現されることの方がポピュラーです。
待ち合わせの時だって、

Let’s meet up at 6:30.
6時半に会おうよ!
と言うだけで全然問題なく伝わります。
それにこの方法なら、とりあえず時刻を当てはめれば自然な表現になるので
使い分けのことを心配する必要もありません。
o’clockがない方が、簡単で、楽で、自然に表現できるんです。
時刻の表現は12時間制で!
日本語と違って英語では
時刻を12時間制で表現するのが標準です。
詳しくはこちらの記事で解説していますよ。
実践: o’clockなしで表現してみよう
それでは最後に実践!
以下に挙げる時間を、o’clockなしで表現してみましょう。
①私は朝7時に起きます。
I get up at ○○.
②私は8時30分に仕事に出かけます。
I leave for work at ○○.
③私は12時15分に昼食を食べます。
I eat lunch at ○○.
○○に時間を入れてみてくださいね。
答えは……↓↓↓
①私は朝7時に起きます。
I get up at 7 (seven).
②私は8時30分に仕事に出かけます。
I leave for work at 8:30 (eight thirty).
③私は12時15分に昼食を食べます。
I eat lunch at 12:15 (twelve fifteen).
o’clockを使わない方が、簡単で自然に表現できますよ!
それでは、また次回👋