Hello! ショーンです✨
英会話スクールやオンラインレッスンで授業を受けている方は
先生に質問をする機会があるかもしれませんね。
僕も講師をしていて、生徒さんの質問を受けることが多いんですが
実は伸びる生徒さんに共通する「質問の仕方」があるって、知ってましたか?
質問の仕方には2つある
気にしている方は意外と少ないんですが
実は質問の仕方には、大きく分けて2種類あります。
1️⃣つ目は、「これって何ですか?」という質問。
2️⃣つ目は、「これでいいですか?」という質問です。
違いを詳しく見てみましょう。
質問の仕方1️⃣: 「これって何ですか?」
この形式は、単純に答えを聞く質問です。

この単語ってどういう意味なんですか?

これって英語でどう言えばいいんですか?
といった形式ですね。
大抵の生徒さんは、こちらの形で質問されます。
質問の仕方2️⃣: 「これでいいですか?」
一方こちらの形式では、生徒さんがご自分で考えを持っていて
それが合っているのかを尋ねています。

この単語って、こういう意味で合ってますか?

これって英語で、こう言えば通じますか?
といった形式です。
実は伸びる生徒さんは、この形式で質問されることが多いんですよ。
「これでいいですか?」では得られるものが段違い
2つの形式は、具体的にどう違うんでしょうか?
1️⃣の「これって何ですか?」という形式は、あえて厳しく言えば、頭が働いていません。
自分の考えは持たず、わからないから答えを教えてほしいというだけ。
質問して得られるのは、
「この単語はこんな意味か」「これは英語でこう言うのか」という知識ですが
知識だけ入れても、結構すぐに忘れちゃうことが多いんですね。
それに対して、2️⃣の「これでいいですか?」という質問では
まず自分なりの推測や仮説を用意する必要があります。
その上で質問をするので、答えとなる知識はもちろん
「この考え方で合ってた!」「この考え方だとちょっと違った…」というノウハウも一緒に得られるんです。
さらに、答えに加えて、周辺情報も入ってくるので
より忘れにくくなります。
つまり、一度の質問で得られる知識・経験の量が段違いなんですね。
蓄積が大きな差を生む
一度の質問では、それほど差は出ませんが
これが10回、20回、50回と積み重なるとどうでしょうか?
1️⃣で尋ねる生徒さんは、ただ先生から知識を受け取るだけ。
それもすぐに忘れやすい。
2️⃣で尋ねる生徒さんは、知識を受け取るのと同時に
追加でノウハウをどんどん貯めていきます。
しかもより忘れにくい。
ノウハウがあるということは、自分の力でできることが増えるということ。
実際に英語を使う場面では、教えてくれる先生はいません。
そんな中でも、自分なりに考えて状況を打破していける。
そんな力が育つんです。
誰でも今日から始められる!
今日までずっと1️⃣の質問をしていた方も、落ち込む必要はありません。
2️⃣のやり方のいい所は、いつでも始められること!
これから質問の仕方を変えていけばいいだけなんです。
そうすれば、今日から誰でも伸びる生徒さんのやり方で質問していけます。
これからの英語学習を、もっと実のあるものにしていきましょう!
実践: 早速自分で調べてみよう
それでは最後に、実践のコーナー!
次の英文を見てください。

I booked a table at the restaurant for her.
bookって、「本」の意味で使うのがポピュラーですよね。
なのにこの英文は、レストランがどうこういう話で
本なんてどこにも出てきません。
このbookは、動詞として使われています。
まずは英文から、自分で意味を推測してみましょう。
その後、どんな意味なのか、ぜひ調べてみてください。
間違っていて全然いいんです。
まずは考えて、自分なりの仮説を立てることが一番大事!
ぜひ自分で考えてみましょう。
答えは………↓↓↓
ちゃんと考えましたか?
すぐに答えを知りたい気持ちは、よく分かりますが
ぜひぜひ自分なりの仮説を作ってから答えを見てくださいね。
では改めて、答えは………↓↓↓

I booked a table at the restaurant for her.
彼女のためにレストランの席を予約した。
bookは動詞だと「予約する」という意味があるんです!
この文では過去形のbookedになっていますね。
「ダブルブッキング」が、まさにこの意味での使い方になっていますよ。
それでは、また次回👋