Hello! ショーンです✨
アメリカの人とやり取りすると、こんな話を聞くことがあるかもしれません。

It’s 120 degrees today! It’s insanely hot!
今日は120度もあるよ!めちゃくちゃ暑い!
120度なんて言われたら、日本の感覚だとビビりますよね。
でもこれ、アメリカと日本で、温度の単位が異なっているだけなんです。
セ氏と華氏の違い
日常生活で使われる温度の単位として、「セ氏」と「華氏」があります。
日本を始め、多くの国で使われているのは「セ氏」のほう。
冒頭の120度は、セ氏ではおよそ49度にあたります。
確かにめちゃくちゃ暑いですが、最近は日本の夏も暑いので
そこまで現実離れした温度ではなくなってきているかも…?
一方、アメリカを始めとした一部地域では、もっぱら「華氏」が使われます。
日本とは温度の単位が違うので、120度なんて数字が出てくるんですね。
アメリカの人と「今日はあっついね〜」と話す時には
華氏を使っていることを考慮しておきましょう。
華氏は感覚に根差した単位
単位が異なるって、不便ですよね。
もしかしたら、

アメリカもセ氏に統一したらよくない?
と思われるかもしれません。
実際その方が、私たちは楽になると思います。
でもアメリカの人たちにとって、華氏はすごく便利な単位なんです。
その理由は、華氏が感覚に根差した単位だから。
華氏の100度は、セ氏だと約38度。
華氏の0度は、セ氏だと約-18度。
このため、アメリカの人は
100度 = めちゃくちゃ暑い!
0度 = めちゃくちゃ寒い!
という感覚を持っているようです。
華氏って、人の感覚に根差した単位で、使いやすいんですね。
以前聞いたとあるポッドキャストでも、アメリカ人のホストが
「日常生活の温度を表現するには、華氏がやりやすい」と話していました。
風邪をひいて熱が出た時なんかも、
100度を超えると「ヤバい!」という感覚が湧いてくるんだそうです。
アメリカの最高気温は120度を超える!
次の画像は、アメリカ各州の、最高気温のデータです。
2023年の記事なので、今はさらに更新されているかもしれませんが
どんな感じなのかを見てみましょう。

これを見ると、特に南部では120度を超えている所が多いですね。
南西部のカリフォルニア州では130度も超えています。
100度を超える温度が、会話の中に登場しても
ビビらずに「あ、華氏で話してるんだな」と切り替えましょう。
アメリカでもセ氏が使われることはある
アメリカでも、全てに華氏が使われるわけではありません。
私たちと同じように、セ氏を使う場面もあります。
たとえば、パソコンのCPUや、GPU(グラフィックスカード)の温度なんかはセ氏で計測されています。
これも、100度を超えるとヤバい!という感じなので
華氏と同じように、感覚的に使えるんですね。
実践: 日本の夏の暑さを華氏で伝えよう
それでは最後に実践!
みなさんが住んでいる地域の暑さを、華氏で表現してみましょう。
ここに、大まかな数字を挙げておきますので
近い値を選んで言ってみてください。
詳しく変換したい時は、Googleで検索するとやってくれますよ。
これを使って、

In summer, it gets up to ○ degrees where I live.
私が住んでいる場所は、夏には○度まで上がるよ。
といったように表現できますよ。
Good job!
それではまた次回👋